  
主な参考文献・資料
『八戸聞見録 全』復刻版/渡辺村男著・北村益編/昭和15年
『三戸郡』三戸郡役所/明治44年
『八戸小記』(雑誌「驥北」収録)小井川潤次郎/青霞堂/大正6年
『銭苔』小井川潤次郎/私家版/大正11年
『八戸便覧』笹澤魯羊/明治44年/青霞堂/復刻版(有)けいおう/平成10年
『鉄道旅行案内』鉄道省/博文館/大正15年版
『八戸生活』(復刻版)(株)青森毎日新聞社/昭和63年
『八戸の四季』小井川潤次郎/北方春秋社/昭和36年
『八戸俳句歳時記』池田風信子/八戸俳句会/昭和44年
『北奥羽と八戸』中里進編/北方春秋観光ガイドシリーズ1/北方春秋社/昭和41年
『八戸71』中里進編/北方春秋観光ガイドシリーズ3/北方春秋社/昭和46年
《南部煎餅考》中里進/雑誌「北方春秋」の2号から6号まで5回にわたって連載
/北方春秋社/昭和31年〜33年
『みちのくの民俗』能田多代子/津軽書房/昭和44年
『歴史と伝説はちのへ物語』正部家種康/うみねこ出版社/昭和58年
『みちのく南部八百年』正部家種康/伊吉書院/平成4年
『糠塚風土記』大久保源太郎/限定私家版/昭和54年
『続糠塚風土記』大久保源太郎/限定私家版/61年
『大館村誌』小井川潤次郎/国書刊行会/昭和57年復刻版
『聞き書青森の食事』森山泰太郎/農文協/昭和61年
『八戸商工会議所五十年年史』八戸商工」会議所/平成6年
『忘れがたき故郷の片々』武田三作/非買・私家版(株)青森銀行/平成7年
《せんべい物語》中村悟志/デーリー東北新聞平成14年1月3日〜12月13日まで連載
『全国旅と食い道楽』丹羽康一/鶴書房/昭和34年
『うま味の誕生〜発酵食品物語』柳田友道/岩波新書/平成3年
『江戸時代生活・文化総覧』吉成勇/新人物往来社/平成3年
『たべもの日本史総覧』西山松ノ助ほか/新人物往来社/平成六年
『日本人は何を食べてきたのか』永山久夫/青春出版社/平成15年
創始伝承
■従来の創始伝承1
「長慶天皇創始伝承」
南北朝時代のこと。南朝の長慶天皇が畿内地方の争乱を避けて名久井岳の麓(現・三戸郡名川町)、長谷寺に遷宮。この時、食事に困ったため家臣の赤松助左衛門が、近くの農家からそば粉とごまを手に入れてきて、鉄兜を鍋の代わりにして焼き上げたものを天皇の食事として差し上げた。このそば粉を水で練ってごまをを振りかけて焼き上げた食べ物が、後の南部せんべいの始まりであるとする説。
昭和20年代初頭に、八戸煎餅組合によって「南部せんべい」の創始起源の再整理が行われた際、この説を中心に整理された。
■従来の創始伝承2
「八戸南部氏創始伝承」
応永十八年(1411)、南部の歴史で「秋田戦争」と呼ばれている合戦の際、八戸軍(根城南部)の兵士たちが戦場でそば粉にごまと塩を混ぜ鉄兜で焼いて食べたところ、兵士の士気が大いに盛り上がり、合戦に勝つことができた。材料が軽く保存もきくため、多くの合戦に携行されたのが南部せんべいの始まりであるとする説。
■従来の創始伝承3
「キリスト創始伝承」
昭和十年に突如誕生したイエス・キリスト日本渡来伝説に付け加えられた話の一つ。ゴルゴタの丘での処刑を逃れたキリストは、シベリア経由で日本に渡来。八戸の八太郎崎に上陸し、現在の新郷村沢口や迷ヶ平で生活。十和利山中で生涯を閉じたという新造伝説。この時キリストの郷里で食べていたパンに似せて作り食べていた食べ物が、現在の南部せんべいの始まりであるという説。
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