平成16年4月1日

3月中旬のとある日曜日に、家族と出かけた時のこと。
せんべい汁提供店の一つで昼食となった。うちの6歳の息子は、外でせんべい汁を見かけると、「お父さんのせんべい汁がある」というのが口ぐせになっている。その時も、サンプルのせんべい汁を見つけて、例のごとく「せんべい汁だ」となった。
席に着いて、メニューを覗いて何にしようかと考えていると、隣の席に4人連れのいかにも観光でこられた風のご婦人グループが座った。次の新幹線に乗るらしい様子。
オーダーを取りに来た店員さんに「この定食4つ。時間がないから急いでね」と告げて、よもやま話に花が咲いている。

オーダーされた定食は、せんべい汁やイカ刺し等、八戸の郷土料理や食材満載の1800円の定食。
観光客の利用が多いだろうから、こういうメニューはとっても大切ですよね。

私は、せんべい汁定食を頼んだ。せんべいがちょっとやわらか過ぎて溶け気味になっていたのが、残念。
きっと、件のご婦人達が食べたのも同じだっただろう。
「あら、せんべいがやわらかいわね」という声が、聞こえてきた。肯定とも否定ともつかない感じだったが、初めて食べたのなら、「まあ、こんなもんね」と、思ったに違いない。

このようなことは、多くの飲食店であり得ることだろう。沸騰したスープにせんべいを入れれば、こうはならないのだが、忙しい店ではせんべいを入れるタイミングを計るのも大変だと思う。

初めての体験というのは、その後のことを考えると重要である。せんべい汁をいつ、どこで食べても、「美味しい」、「楽しい」、「感動した」、といわれるようにしたい、そうなれば、必ずリピートにつながっていく。それも、せんべい汁のリピーターということではなく、八戸のリピーターになると考えたい。
(Mr.せんべい汁2号)

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八戸せんべい汁研究所
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